ミニピルと低用量ピルの違いとは?
ミニピルは黄体ホルモンのみを含んだピルで、エストロゲン(卵胞ホルモン)は含まれていません。そのため、血栓症のリスクが低く、肥満の方や喫煙者の方、35歳以上で偏頭痛持ちの方、授乳中の方でも服用できます。
ミニピルは低用量ピルと同じ効果を期待し、かつ、価格を抑えたい人に特におすすめのピルです。
下記の条件①~⑤のいずれかに当てはまる場合、低用量ピルは服用できません。しかし、ミニピルなら問題なく服用できます。
- 40歳以上で且つBMI30以上の方
- 50~54歳の方
- 喫煙されている方
- 美容目的のトラネキサム酸服用中の方
- 片頭痛のお薬を服用されている方
⇒上記の①~⑤の方でもミニピルなら服用できます!
一見、メリットだらけのミニピルですが、デメリットもあります。それは毎日決まった時間に服用する必要があり、数時間ずれると正しい効果を発揮できないことがあるという点です。

【比較表】低用量ピルとミニピルの違い
| 低用量ピル | ミニピル | |
|---|---|---|
| 含まれるホルモン | 女性ホルモン(卵胞ホルモン)、黄体ホルモン | 黄体ホルモンのみ |
| 効果 | 生理痛、PMS(月経前症候群)、生理不順、子宮内膜症、PCOSの症状改善、ニキビ治療、避妊目的 | |
| 副作用 | 吐き気、頭痛、血栓リスクの上昇、不正出血、乳房の張り(頻度は少ないが、乳がん、子宮頸がん) | 初期の不正出血、他の副作用は少ない |
| 血栓リスク | 少しある | ほとんどない |
| 休薬期間 | 21日服用後7日間服用を休薬する(休薬期間に消退出血が起こる) | 休薬期間がない(生理が起こらないため、消退出血もない) |
| 服用中の生理周期 | 4週目に生理がくる。出血量は減ることが多い。 | 原則、服用中は生理が止まる |
| 服用後の生理周期 | 服用を止めると、通常3ヵ月以内に自身の生理周期に戻る | |
| 避妊効果 | 99%以上(正しい服用をした場合) | |
| 特別な注意点 | 服用が1日程度遅れても問題なし | 毎日同じ時間に服用が必須 |
ミニピルの効果は低用量ピルとほぼ同じです。同じように避妊効果が得られます。にもかかわらず、ミニピルの方が副作用が少なく、幅広い人に服用できるというメリットがあります。
ミニピルはどこで入手するのが一番オトクなの?
| クリニックフォア | オススメ度:★★★★★ 医師の診療を受けられて、自宅から一歩も出ずに郵送でミニピルを受け取れます。クリニックフォアは業務が効率化されていてる分、薬の費用も安く抑えられます。 ミニピルを服用して、万が一、体調が悪くなっても、すぐに医師の診療を受けられるので、安心です。 |
|---|---|
| 病院 | オススメ度:★★★☆☆ 病院に行くまでの電車やバスの移動時間や病院での待ち時間などで人生における貴重な時間が消耗してしまいます。 また、ミニピルの料金がクリニックフォアに比べて病院の方が高いことが多いです。 |
| 個人輸入 | オススメ度:☆☆☆☆☆ 個人輸入はやめた方が良いです。保証が何もなく、もし重篤な副作用が生じても、完全に自己責任になります。また、身体の調子がおかしくなっても、すぐに医師に相談することができません。 個人輸入はとてもリスキーです。 |
ミニピルは日本では未認可のため、保険診療にはならず、自費診療でのみ処方されています。よって、必ず自費になるので、病院に行って医師に処方してもらうメリットはほとんどないと言えるでしょう。
最もおすすめなのがクリニックフォアです。クリニックフォアであれば、万が一、ミニピルを服用して、副作用が出たり、身体の調子がおかしいと感じたりした時に、すぐに予約して、医師の診療を受けることができます。
それに、クリニックフォアは電車やバスでの移動時間、病院での待ち時間が全て不要で、時間を大幅に節約できます。それでいて、病院よりもクリニックフォアの方がミニピルを安く処方してもらえます。
個人輸入については論外です。クリニックという便利でお得な選択肢があるのに、わざわざグレーゾーンの世界に手を出してリスクを犯す必要はありません。

| クリニック名 | 低用量ピル | ミニピル |
|---|---|---|
| クリニックフォア | ◎ | ◎ |
| エニピル | ○ | × |
| レバクリ | ○ | × |
上記のクリニックの中でミニピルの取り扱いがあるのはクリニックフォアのみとなります。
ミニピルから低用量ピルに切り替えたり、低用量ピルからミニピルに切り替えたりすることもできるので、クリニックフォアが最も便利で使い勝手が良いので、オススメです。
めぐみ
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メリット1 99%以上の避妊効果
ミニピルは、低用量ピルと同様の99%以上の避妊効果が期待できます。これは、排卵を抑え、子宮頸管粘液の状態を変化させて精子の侵入を防ぎ、子宮内膜を薄くすることで受精卵の着床を防ぐ仕組みによるものです。
メリット2 月経のトラブルの軽減
ミニピルは、月経痛の解消・緩和や、月経困難症、過多月経の症状の緩和などの効果が期待できます。
メリット3 母乳への影響がない
授乳中でも服用することができます。
メリット4 血栓症のリスクが低い
従来の低用量ピルに比べて血栓症のリスクが低いため、これまでピルの処方ができなかった方も服用することができます。