避妊効果だけではないピルの５つの効果

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ピルには生理痛を和らげる効果があります。そもそもピルとは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが含まれた薬のことです。

ピルを服用すると、女性ホルモンの働きによって排卵が起こらなくなり、子宮内膜が厚く育たなくなります。その結果、生理痛を和らげることができるのです。

PMSとは、生理前に起こるイライラや頭痛、体重増加などの症状のこと。はっきりとした原因はまだ不明ですが、ピルを服用することでホルモンの増減が少なくなり症状が改善することが分かっています。

ピルを服用している間は生理が起こらず、休止期間に入ると生理が来るという一定のサイクルができます。そのため、ピルは生理不順を安定させるのにも効果的です。

ニキビが悪化する原因として、プロゲステロンの上昇が挙げられます。プロゲステロンには皮脂分泌を促す働きがあるので、ニキビができやすくなるのです。ピルを服用するとプロゲステロンの上昇がなくなるため、ニキビや肌荒れの治療もできます。

ピルはとても避妊効果が高いことが特徴です。正しく服用すると、99.7％もの避妊効果があります。これは、コンドームの避妊効果よりも高い数字です。

	正しい使い方をした場合の避妊効果	使用者全体での避妊効果（誤った使用法を含む）
低用量ピル	99.7%	92%
コンドーム	98%	85%

(出典)日本産科婦人科学会

ピルの効果は避妊だけではないんですね。

そうです。上記の通り、ピルは生理痛を和らげたり肌荒れを改善したりする効果もあります。

ライターとして美容や健康などを中心に執筆中。ライターの経験年数は6年以上、執筆本数は数百以上あります。北海道在住、休日には大雪山や美瑛、富良野方面へよく旅行に行っています。美瑛、富良野は食べ物もおいしいですね。旅行中、キタキツネやエゾリスなど動物たちとの出会いも楽しみの一つです。